去年は140冊

13 2月

私は本を読むのが好きです。本を読まないでいると頭の働きが鈍る気がします。もちろん日本語の表現力を磨く効果もありますが (翻訳者として重要なことです)、それよりも、時代の流れを読めなくなることが怖いです。かつて読書から遠ざかっていた時期がありましたが、その後の数年間は貯金を食いつぶして生きているような、自分の中身がどんどん空に近づいていくような感覚に襲われました。

読んだ本はタイトル・著者・出版社を控えています。そのリストをもとに去年1年間に読んだ本を数えたら、ちょうど140冊読んでいました。ただし、勉強のために読んだ本は除いています。

この140冊という数字はタイトル数です。4月の初めから1カ月ほどの間は毎日毎日同じ本ばかり読み返していたので、延べ冊数で数えれば140冊を超えます。しかし、同じ本を読み返した場合に再度タイトルを記録することはないので、正確な延べ冊数は分かりません。

読む本のジャンルは幅広く、小説のほか、随筆やノンフィクション、自然科学や産業・技術、日本社会、国際社会、経済、歴史、心理、言語、芸術など、あらゆるジャンルを対象にします。本のボリュームも、200ページ強の新書から500ページを超えるハードカバーまで、さまざまです。

どうやら悪い癖があるようで、並んでいる本を見ると、あれにもこれにも興味を引かれてしまいます。見ているうちに読みたくてうずうずしてきて、手に取らずにはいられません。

ただし、娯楽が主目的の、いわゆるエンターテインメント小説は基本的に読みません。本を手に取るかどうかには基準があり、読んだ後に自分の中に何かが残りそうな本や、自分の考え方や行動に変化をもたらしそうな本を選びます。読んで楽しむ本を否定するわけではありませんが、優先順位は下げています。

今でこそエンタメ小説は読みませんが、そもそも私が読書に夢中になったきっかけはエンタメ小説でしたから、大変なお世話になっています。

(次回に続く)


有限会社トランスフロンティア
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