助動詞might

29 4月

技術英語で可能性を表すときには、助動詞canやmayのほか、mightも使われます。

例:
Some system properties might have certain limits.

この例文の単語をすべて逐一日本語に翻訳すると、以下のような訳文になります。

一部のシステム プロパティには一定の制限が設けられている場合があります。

limitが不特定ということはあり得ないので、certainをあえて訳出する必要はありません。訳文をシンプルに、読みやすく分かりやすくするために、certainの訳は省略しましょう。

一部のシステム プロパティには制限が設けられている場合があります。

次に、助動詞mightの訳を検討します。このmightは可能性を表しています。つまり、limitがある場合もない場合もあるわけですが、それは既に主語のsomeで表されています。some system propertiesと述べた時点で、該当するsystem propertiesと該当しないsystem propertiesが暗黙のうちに対比されているからです。したがって、someとmightを両方とも明示的に訳出する必要はありません。一方を訳文から省略して構いません。省略することで、日本語訳が読みやすくなります。訳し方は、文脈によっていくつも考えられます。

Some system properties might have certain limits.
一部のシステム プロパティには制限が設けられています。
システム プロパティによっては制限が設けられている場合があります。
システム プロパティには制限が設けられている場合があります。

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