best practice (1)

23 2月

技術翻訳をしていると、ときどきbest practiceという用語が出てきます。日本語では、そのままカタカナに置き換えてベスト プラクティスと呼ばれています。デジタル大辞泉によれば「最良の実践法。最善の方法」という意味です。

Wikipediaではさらに詳しく説明されています。

ベストプラクティス (英: best practice) は、ある結果を得るのに最も効率のよい技法、手法、プロセス、活動などのこと。最善慣行、最良慣行と訳されることもある。また、仕事を行うために最も効率のよい技法、手法などがあるという考え方をいう。すなわち、適切なプロセスを確立し、チェックと検証を行えば、問題の発生や予期しない複雑さを低減させて、望ましい結果が得られると考える。ベストプラクティスは、多くの人々によって反復され、最も効率的で最も効果的であることが時間をかけて証明されてきた。

この説明から分かるように、もともとベスト プラクティスは、さまざまな経験や検討を重ねた結果として導き出された知見を指していました。

この意味から発展して、英語では、さまざまな経験や検討を重ねて得た知見でなくてもbest practiceと言っていることがあります。

実際、英語版Wikipediaでは「Best practice is considered by some as a business buzzword, used to describe the process of developing and following a standard way of doing things that multiple organizations can use.」とも説明されています。つまり、ビジネス界の流行語 (business buzzword) と見なされてもいるわけです。

(次回に続く)


有限会社トランスフロンティア
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